斑入り(※)のシダは非常に珍しいですが、写真は斑入りハカタシダです。
品種改良したシダではなく、自然の山に生息していた昔からあったシダですが、乱獲によって少なくなっていました。
シダは、太陽の日の当たらない日陰の所を好み、特に岩陰などを好みます。
ハカタシダは、冬でも葉っぱが付いている常緑のシダで、胞子で増えていきますが新しい所には非常に生えにくく、殖やすのが非常に難しいシダです。
しかし、近年、生産者の努力によって徐々に生産されてきていて、まもなく市場に出回るようになると考えらます。
葉に美しい黄斑がはいり、博多織からの連想で「博多シダ」とする説と、葉っぱが固い「葉硬シダ」とする説があるが、博多シダ説の方が夢がありますよね~。
※斑入り・・・植物でもともと同一色であるべき組織が2種以上の違った色になっている、もしくは見える場合をいいます。多くの場合は、葉に見られます。よく観賞用として珍重され人気があります。
下の写真はフイリ(斑入り)ヤブランです。