門松の材料入荷

年の瀬も押し詰まり、そろそろ正月の準備の時期になってきました。
我が社も毎年数社の造園さんから門松の材料を頼まれます。
松竹梅が基本でしょうが、注文があるのは松、笹、センリョウ、万両、オタフクナンテン、葉ボタンなどです。
今日は万両が入ってきました。

万両は、お金として考えるとものすごい大金ですよね。江戸時代園芸ブームの時に万両出しても買いたい木だったとか?
千両より沢山実が付くことから、 マンリョウの名前が付いたとか?
このおめでたい名前が、縁起がいいといわれる理由になっています。

そして葉ボタンも入荷してきました。

葉ボタンは赤と白の二種類があり、赤と白同じ数を仕入れました。
冬花壇の代表的な草花で、幾重にも重なり合う葉が、「吉事を重なる」とされて江戸時代から楽しまれてきました。
赤と白のものを用い紅白でめでたい物として、正月の門松の飾り物として用いられています。

門松を飾る家も減ってきているかもしれませんが、手間をかけてでも季節のものを飾っていきたいです。